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後期のヒット曲

1968年

明日への願い (If I Can Dream)

1968年のカムバックTVスペシャルのクロージング用に書き下ろされた。キング牧師の「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」に呼応するような内容の曲。
上下純白のダブル・スーツで静かに歌い初め、身を切るような歌い方で熱唱した。この歌は以後のステージで一度も歌われていない。

明日への願い~1968年カムバックTVスペシャルより(YouTube)

1969年

イン・ザ・ゲットー (In the Ghetto)

シカゴの貧民街に生まれた子供達をテーマにしたプロテスト・ソングで、多くの人を驚かせた。
大ヒットとなり、4年ぶりにトップ・テン入りした。エルヴィスが物憂げな声で切々と歌う。

イン・ザ・ゲットー(YouTube)

サスピシャス・マインド (Suspicious Minds)

エルヴィスにとって18番目の、そして最後となるチャート1位となった大ヒット曲。
ステージでの定番の一曲となり、激しく動き回りながら息を切らせて歌う姿が印象的。

サスピシャス・マインド~1972年マディソン・スクエア・ガーデンでの公演より(YouTube)

1970年

この胸のときめきを (You Don't Have to Say You Love Me)

シングルは全米チャート11位までだったが、映画「エルヴィス・オン・ステージ」でのパフォーマンスが印象的。
元カンツォーネのこの曲はすっかりエルヴィスの代表曲として定着している。

この胸のときめきを(YouTube)

1972年

バーニング・ラヴ (Burning Love)

大ヒットとなり第2位まで上がったロック・ナンバー。
エルヴィスはこの曲とあまり相性がよくなかったようで、歌詞が覚えられなかったり、ステージで間違えたりしている。

バーニング・ラヴ(YouTube)

1975年

マイ・ボーイ (My Boy)

夫婦の別離と息子に対する父親の心情を歌い上げる内容で、プリシラと正式に離婚する2か月前の1973年10月にレコーディングされている。翌年のアルバム「グッド・タイムズ」に収録、1975年にシングル発売されヒットした。
当時のエルヴィスの心情を一人娘の「リサ・マリー」に対して歌っているように聴こえ、その熱唱はファンのみならず多くの人々の心をつかんだ。

マイ・ボーイ(YouTube)

1976年

心の痛手 (Hurt)

1976年2月に自宅でレコーディングされた曲のひとつ。悲しく痛ましい詩を情感たっぷりに歌い上げる。今となっては、晩年のエルヴィスとオーバーラップして聴こえるため、より悲壮感が強く感じられる。
カントリー・チャートでトップ10入りした。

心の痛手(YouTube)

ムーディ・ブルー (Moody Blue)

1976年2月にレコーディングされている。11月に発売されヒットし、1977年発売の生前最後のアルバムとなる「ムーディ・ブルー」に収録された。ステージでは1977年2月に一度だけ歌われている。軽やかなリズムに乗った伸びやかなエルヴィスの歌声が聴ける。

ムーディ・ブルー(YouTube)

1977年

ウェイ・ダウン (Way Down)

1976年10月にレコーディングされ、亡くなる直前の1977年6月に発売されたエルヴィス最後のシングル。
死後、カントリー・チャートの1位となり、プラチナ・レコードとなった。

ウェイ・ダウン(YouTube)

2002年

おしゃべりはやめて(A Little Less Conversation)

1968年映画「バギー万才」の中のカッコいいナンバー。このときのシングルリリースは全米69位だった。
2002年、音楽プロデューサー・ジャンキーXLがリミックスし、イギリス、メキシコなど24カ国のチャートで1位、全米では26位となった。この結果、エルヴィスはビートルズを抜いて、イギリスで最もチャート1位を獲得したアーティストとなった(総計18曲)。
この曲は2002年FIFAワールド・カップのCMや、映画「オーシャン11」、その他いろいろなCMに使われている。歌っているのがエルヴィスとは知らない人も多い。映画に使われたものとリミックスされたものは別テイク。

おしゃべりはやめて~「バギー万才」より(YouTube)

おしゃべりはやめて~ジャンキーXLのリミックス(YouTube)

 

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2021年4月30日