1954年から55年にかけてはアメリカ南部を中心に毎日のように各地で小さなステージに立っていた。RCAに移籍して全国的なスターとなった1956年には、8月ころまでは多くのコンサートに出ていたが、9月以降は極端にステージの数は減った。
1957年には1万以上の観客を入れたコンサートも増えたが、30回未満となっている。
1958年から59年の兵役の後、1960年に3度ステージに立ったが、その後7年間人前で歌うことがなくなり、映画とレコードでしかエルヴィスの声を聴くことができなくなる。
1968年末のTVスペシャルで久々に人前で歌ったエルヴィスは、69年のラスベガス公演の成功を皮切りに、ラスベガスの定期公演、全国ツアー・コンサートと活動の中心をステージに移した。
大変な数のステージに上がったエルヴィスですが、後期のステージを中心に整理してご案内します。