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いろいろ

CM・映画に登場したエルヴィス・プレスリー

2021年11月12日

エルヴィスの曲は、数多くカバーされて映画やCMで使われていますが、実際のエルヴィスの音声や映像をそのまま使ったものはそれほど多くはありません。ただし、ここにあげた以外にもまだまだあると思いますので、気づいた時点で追加していきます。

目次

◇ レディ・テディ、ラヴ・ミー・テンダー in 映画「ラストレター」(1980年)

エルヴィスと先天性脳性小児麻痺の少女カレンとの文通という実話をもとにした映画。カレンを献身的に世話する看護師リナが、買い物中に店内で流れる「ラヴ・ミー・テンダー」に顔を輝かすカレンを見て、彼女がエルヴィスの大ファンであることに気づく。リナはエルヴィスのLPをプレゼントしたり、エルヴィスを見せるためにカレンを映画館に連れていく。映画館のスクリーンには1回目のエド・サリバンショーでの「レディ・テディ」、続いて2回目の出演で歌った「ラヴ・ミー・テンダー」が写されていた。そして、エルヴィスに手紙を書くことをすすめ、文通が始まる。

◇ ミステリー・トレイン in 映画「アウトサイダー」(1983年)

80年代青春映画の傑作とされているフランシス・コッポラ監督の「アウトサイダー(The Outsiders)」での一幕。主人公のポニーボーイと、彼を助けようとして殺人を犯してしまったジョニーの二人が逃げるために貨物列車に乗り込む場面で流れる。主題歌はスティービー・ワンダーの「ステイ・ゴールド」、「トップ・ガン」で一躍トップスターとなる前のトム・クルーズも出演している。

◇ クリスマスは我が家で in 映画「リーサル・ウェポン」(1987年)

タイプが全く違い反目し合う二人の刑事、マーチンとロジャーが組んで、麻薬組織を壊滅させるという大ヒットした警察アクション映画。エンディングで、クリスマスに一人ぽっちのマーティンがロジョーの家に招かれ、マーティンが家に入っていく場面で「クリスマスは我が家で」が流れる。

◇ ミステリー・トレイン、ブルー・ムーン in 映画「ミステリー・トレイン」(1989年)

メンフィスのある安ホテルに様々な理由で1泊する3組の物語。第1話は横浜からサン・スタジオとグレースランドを目指してきた日本人カップルで、メンフィスに向かう列車の場面で「ミステリー・トレイン」が流れている。泊まった安ホテルで真夜中にラジオから「ブルー・ムーン」が流れ、翌朝出発前に一発の銃声を聞く。この「ブルー・ムーン」と銃声で、3組が同じ夜を過ごしたことがわかるが、3組が接することはなく淡々と物語は進んでいく。

◇ 悲しき悪魔 in 映画「シー・デビル」(1989年)

器量があまりよろしくない主婦ルースが、女好きな夫を高慢な美貌の女流作家に奪われ、悪魔のごとき容赦ない復讐を企てていくというブラック・コメディ。エンディングでルースが歩く姿のバックで「悲しき悪魔」が流れる。

ハウンド・ドッグ in 映画「フォレスト・ガンプ」(1994年)

ガンプの母が経営している民宿に泊まったギターを持った青年の前で、脚に装具をつけた少年ガンプがリズムに合わせて脚を痙攣させたように腰を振るダンスを披露する。後日、ガンプ親子が電気店の前を通ったとき、テレビの中で踊っていたのはミルトン・パール・ショーに出演したエルヴィスで、動きはガンプにそっくりなものだった。

約束の地 in 映画「メン・イン・ブラック」(1997年)

宇宙人バグを捕らえるために車でトンネルの天井を逆さになって走るとき、ひっくり返って慌てているJに向かって、Kがリラックスしろとカーステレオでかける。元はチャック・ベリーの曲。その後、「エルヴィスは死んでいない。故郷に帰っただけだ」というフレーズがある。

◇ オールウェイズ・オン・マイ・マインド in 映画「普通じゃない」(1997年)

失敗したら天国に帰れない天使二人組が、ビル清掃員のロバートと社長の娘を恋仲にしようと策略する、ハチャメチャなラヴ・コメディ。天使がロバートの筆跡でセリーンに送るラヴ・レターを書く場面で、バックに「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」が流れている。

◇ 監獄ロック、イッツ・ナウ・オア・ネヴァー、好きにならずにいられない in 映画「愛さずにはいられない」(1997年)

偶然に一夜を共にしたニューヨークのビジネスマン、アレックスと情熱的なメキシコ女性、イザベルが、カルチャー・ギャップや様々な葛藤を乗り越え、真のカップルになっていくラヴ・ストーリー。アレックスが、仕事で意に沿わないラスベガス行きを命じられたときに「監獄ロック」が流れる。物語が進み、一度は別れかけたイザベルのもとにアレックスが駆けつける場面で流れるのは「イッツ・ナウ・オア・ネヴァー」。そして最後ハピーエンドで流れるのが「好きにならずにいられない」。

◇ オールウェイズ・オン・マイ・マインド in 映画「プラクティカル・マジック」(1998年)

真面目な姉サリーと自由奔放な妹ジリアンの美人魔女姉妹が繰り広げるラヴ・ファンタジー。乱暴な恋人からジリアンを逃がそうとするが、男につかまってしまう場面。そのとき車の中でかかっていたのが「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」。

アロハ・フロム・ハワイ in CM「日清食品20世紀カップヌードル」(2000年)

アロハ・フロム・ハワイで水を飲むエルヴィスの映像を、カップヌードルのスープを飲むシーンに変えている。歌を歌うシーンはない。このシリーズでは、他にジョン・レノン、カール・ルイス、王貞治なども登場した。

ハートブレイク・ホテル、恋にしびれて、ブルー・クリスマス、心の届かぬラヴ・レター in 映画「キャスト・アウェイ」(2000年)

FedExの配達員が荷物を受け取る冒頭シーンで、「ハートブレイク・ホテル」「恋にしびれて」が流れ、テーブルの上にはエルヴィスのCDが置かれている。次のロシアの集荷所で主人公のチャック(トム・ハンクス)が少年にごほうびのCDプレーヤーを与え、これを聴けとエルヴィスの「ゴールデンレコード第2集」を手渡す。遭難前にチャックが恋人から時計をもらう車内で流れていたのは「ブルー・クリスマス」。最後のシーンで、無人島から持ち帰ったFedExの荷物をチャック自ら配達に行くときには「心の届かぬラヴ・レター」が流れていた。

 

 

 

ア・リトル・レス・カンヴァーセーション in 映画「オーシャンズ11」、CM「FIFAワールドカップ」(2002年)、CM「コカコーラ・ジョージア」(2011年)、CM「ジン・ビーム」(2017年)CM 「キリンビール・スプリングバレー」 (2021年)

2002年に音楽プロデューサー・ジャンキーXLがリミックスした、1968年の映画「バギー万才」からの1曲。世界中でヒットし、FIFAワールドカップのTVコマーシャルに採用された後、多くのCMや映画で使用されている。

「オーシャンズ11」では、最初にメンバー全員が集まるラスベガスの夜景の場面で流れる。

本命はおまえだ、サスピシャス・マインド、ハートブレイク・ホテル、悲しき悪魔、ハウンド・ドッグ in ディズニー・アニメ「リロ・アンド・スティッチ」(2002年)

ハワイを舞台にしたディズニーのアニメ映画「リロ・アンド・スティッチ」では、めずらしくオリジナル・ソング以外に、たくさんのエルヴィスの曲が使われている。この5曲以外にも、「バーニング・ラヴ」と「好きにならずにいられない」がカバーされている。

イッツ・ナウ・オア・ネヴァー in CM「KIRINむぎ焼酎・白水」(2008年)

KIRINむぎ焼酎「白水」のリニューアルに伴って放映されたCMで使われた、1960年の大ヒット曲。カバーではなく、本物のエルヴィスの歌が使われ話題となった。

サスピシャス・マインド、好きにならずにいられない in 映画「ブレードランナー 2049」(2017年)

ラスベガスのカジノでの格闘シーンの背景に、ホログラムの映像として現れる。この映画では、他にマリリン・モンロー、フランク・シナトラも出ている。

ゼアズ・オールウェイズ・ミー in CMアップル「グループFaceTimeをiPhoneで」(2018年)

1961年のアルバム「歌の贈り物」に収められている曲。CMでは、エルヴィスの歌にロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が共演したアルバムの第1弾「イフ・アイ・キャン・ドリーム(2015年)」からのものが使われた。

C.C.ライダー、ラスベガス万才 in アニメ映画「ボス・ベイビー」(2017年)

ティムとボスが両親を追いかけてラスベガスへ向かうシーン。空港で「C.C.ライダー」をバックにたくさんのエルヴィスのそっくりに遭遇する。そのなかの一人からスーツを頂戴してうまく飛行機に乗り込むときに「ラスヴェガス万才」が流れる。日本では2018年に公開された。

ブルー・スエード・シューズ(1stアルバムのジャケット) in 映画「ロケットマン」(2019年)

父親が家から出て行って傷心のエルトン・ジョンが、エルヴィスのファースト・アルバムに出会いロックンローラーを目指すと決める。バックに流れていたのは「ブルー・スエード・シューズ」。

◇ イッツ・ナウ・オア・ネヴァー in 映画「リズム・セクション」(2020年)

飛行機事故により家族を失ったステファニーが、実は事故ではなかったことを知る。復讐のためにきびしい訓練を受け真相を追うという、映画「007」の制作チームによるリベンジ・アクション。
最後、黒幕を殺すためにマルセイユへ向かう場面で「イッツ・ナウ・オア・ネヴァー」が流れる。

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